アジアの国々との交流を深め、学生のボランティア活動と共に所員のコミュニティ活性化についてのノウハウをいかした援助をするため2003年に横浜善光寺、吉祥寺月窓寺の寄付講座としてスタートし、2008年度からはAFOCからのプロジェクト協力をいただき、今日に至りました。
所員の経験をいかし、学生たちの国際交流とソフト技術援助によってアジア諸国との交流を深めていきたいと思います。
運営責任者
西村 祐子
2002年 2003年 | 南インドケーララ州の村活性化プロジェクト「Akshaya」および「Kudumbashree」を視察。プロジェクト支援をメディアを通じて呼びかける。 |
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2004年 | 南インドタミルナードゥ州のMSスワミナータン財団と協力し、津波被害にあったナーガーコーイル郡の村の女性組織の起業を助けるマイクロローンを計画。インド洋沖津波被害者支援チャリティーコンサートを開催。 |
2005年 2006年 | タミルナードゥ州コヴァラム村における村の活性化を援助するマッチングプログラムをスタート。地元のパンチャーヤット組織、NGOなどと協同して住民組織が発案する小プロジェクトを募集。テレビ会議を開催、前不可触カースト集落に子供の遊び場をつくるプロジェクトを採択。 |
2007年 | 駒沢大学学生組織(JSF)、日本の建築家(若林弘氏)の協力デザインで完成。プロジェクトを通じてコヴァラム村の若者たちのなかにカーストや宗教を超えたスポーツグループが誕生、子供たちの遊び場に隣接したバレーボールコートとセットで「幼少グループと青少年グループの連合」ができた。 |
2008年~ | 「JICA草の根国際協力プロジェクト」として南インドコヴァラム村におけるyouth leadership trainingとバイオトイレの建設が採択される。 |
岩手県陸前高田市の都市計画課と連携した活動です。
広田保育所で幼児のためのエコサントイレをつくりました。
電気も水もストップしていて水道の復旧は1年先とみられています。
簡単なエコサントイレをデザインして使っていただいています。
子供たちの糞尿はおがくずといっしょにまぜて袋にいれ、掘ったピットで分解していきます。
1年後にはこの上に木を植えることになりました。
園長先生は子どもたちに自然のリサイクルについて体験してもらうよい機会だととらえていらっしゃいました。
いままでは汚いものだとおもって見なかったうんちやおしっこがさらさらの土になって有機肥料になっていく過程をみてくれるでしょうか。